ナタリーポートマンのBlack Swanを観た。
(ちょっとネタバレありです)
もうすでに、この写真が怖かったのだけど、、。
Netflixで観ていたら、8分経ったところで、夫から電話が。
”ブラックスワンを観ているよ〜!”
というと、
”ああ、ちょっと気をつけてね、、、むにゃむにゃむにゃ、、、”と言ったので、
”は?何?”って言うと、"いやいや、まあ、観てごらん”という。
きえええええっっ!!
気をつけてねって言った意味がわかったのだけど、、←血を見るのが嫌い。あれは、本当に狂気ですね。
しかし、厳しい世界ですね。
なんか、、、
ちょっと、自分の学生時代を思い出しました。
どういうわけか、今日は、朝からそんな日のようです。
再び読んでいた本、大好きな黒柳徹子さんの
の中に”チャイコフスキー ピアノコンチェルト”の話が出てきたので、朝から、大好きなチャイコフスキーの”弦楽のためのセレナーデ”を聴いていた。
これには、ちょっと思い出がある。
その日、ピアノ科の学生だった私は、週に一度のピアノの講義の日だったのです。
まあ、練習はあまり好きな方ではなくとも、やっぱりピアノ科。
日に2〜3時間の練習なぞ、やって当然!というか、最低でもそのくらいやってないと、この木曜日の講義は、地獄になる。
で、その日は、あたくし、地獄の釜に入れられた日だったわけです。
結果、私は、講義が終った途端、部屋を出る前に泣きだしてしまった。
ガマンしてたけど、だめだった。
(学生になってまで、怒られて授業うけるなんて、、、笑)
それで、”あ、今日はめちゃくちゃ言い過ぎた!”と先生も思われたのか、バッグの中をごそごそ、、とやって、
”これ、今日の夜のコンサート。良い音楽を聴いて、勉強してきなさい!!”
と、チケットをくださったのです。
きっとご本人も楽しみにしていらっしゃったであろうのに、私にくださったのです。
その日に聞いたのが、ドイツのシュトゥットガルト室内管弦楽団の演奏による、本当に素晴らしいチャイコフスキーだったわけ。
そして、あまりにも、怒られっぱなしのピアノレッスンを続けたので、今の私は、、、、完全に自信喪失で、人前でなんて、あまり弾きたくありません。
だってさ、、
”そこはね、舞台の右の幕から妖精が飛び跳ねながら出てくる感じで弾いてよ!?”
とか、言われて、いつも怒られてただよ〜。ぎゃははははは!!!
友達なんか、楽譜に大きな赤い字で
”ここは、あなたの鼻の穴が広がるほど息をするくらいの間をあける”
という指示が矢印と共に書かれておりました。ぷっ。
ブラックスワンのなかでも、うまくいかず”ごめんなさい”というナタリーポートマンに
“そうじゃない!強くなきゃいけないんだ!”
と、フランス人の監督が言うわけ。
うわあああああっ。わかる。
芸術の世界で生きていく、、って”自分が一番!”くらいの強気でなきゃ、やっていけないのよね。妬み・そねみにも負けちゃいけないし。
まあ、そんな中で、ナタリーポートマンが、色々なプレッシャーや期待により、どんどんおかしくなっていくわけです!
幻覚が起こったり、妄想が激しくなったり。
いや〜〜〜、狂気よ狂気。
パーフェクトを求めると、あんなになるんだわ、、。
まじめな人ほど、ああなるんでしょうね。
私の様に講義をサボって、ボーリングに行って気晴らししなくちゃ〜!←時効なので白状する。
さて。
と、いうわけで、今日は、朝から本を読み、音楽を聴き、久しぶりにピアノの練習をして、それでもヒマだなあ〜!と思ったので、こんな時こそ、カメラの勉強でもしよう、、、と、我が家のスーパーモデルを撮りました。
そうそう、この色にしたかったのです。
いつもだと、こんな風に、とってもオレンジがかった色になっていました。
なんてことはない、、、ただ、状況に応じてホワイトバランスをきちんと変えればよかっただけです。
キャットニップ(またたび)でぽわんぽわん中のお嬢。
おわり。
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めるし〜!
4 件のコメント:
Black swanすごい映画ですよね〜!
私の今年一押しの映画です。
あの狂気の沙汰。。。そして、
ナタリーポートマンの演技。。。素晴らしい!
youtubeであのシーン見ても、未だに鳥肌が立ちます。
私があの映画で学んだこと。。。
息抜きは大切だ!笑
りっちゃん。
観た???観た〜〜!!??
すごいよね、あれ。ちょっと怖くて、今朝は、4時に誰かに見られている気配を感じて目が覚めちゃった。(多分妄想)
でも、ナタリーポートマンのあの弱々しい演技がまたすばらしいよね。
そうそう。
人生、適当にサボらなきゃ!!
ブラックスワンを一人で見れたんですね。
私は夫が隣にいても怖かった。
おしっこちびりそうになるくらい、チキンな私です。
音楽の世界は、友達もそうでとても大変そうでした。今は美人整体師になっています。人生どう変わるかわからないですねぇ。
私のサボり癖もそんなに悪いものじゃないのかもっと
サボり癖で、きっと狂わず生きてこられたことに
感謝感謝。
エミさん。
あはは、チビりそうになるくらいなんですね!
あの映画のどこが一番怖かったかっていうと、映像的には、やっぱりトイレで自分の指の皮を、、、かなあ?いやあ、、お母さんの部屋の絵が、、いやあ、、と、結局どれも怖かったのですが。あれを観て”顔がある絵はやっぱり飾りたくないなあ”なんて思ってしまいました。江原さんも”顔がある絵を飾るとそこに魂がこもる”みたいなことを言ってたしなあ〜!とか考えながらいました。うううっこわっ。
音楽の世界は、自分の技術の向上との闘いだけでなく、師弟関係もとても厳しいので、色々と大変です。”生徒さん”とか言わずに”お弟子さん”って言い方ですよ!まあ、その先生から学び取って吸収する、、と言う意味では、弟子、なんでしょうねえ。
そうですそうです!
サボりながら、休憩しながら一歩ずつでちょうどいいのだと思います!
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