2011年6月25日土曜日

シェイクスピアへの道のり。

まだまだ遠い。

ハイ、この一言!

バンクーバーの夏の風物詩、Bard on the Beach シェイクスピアフェスティバルが今年も始まりました。

今年で22周年!

ワーホリ時代から、このイベントがあるのは知っていたけど、シェイクスピアなんて読んだ事ないし、第一古典でしょ?まあ、いつの日か、ああ、いつの日か、、と思っていたわけです。

それで、何かのきっかけで”ベニスの商人”だけは日本語版で読んでいたし、今年の演目、4つのうちのひとつが唯一読んだそれだったので、まあ、行ってきましたですよ。

2週間前に図書館で借りた”シェイクスピア ベニスの商人 現代英語訳版”を、行きのバスの中で大慌てで読む!

読み終わるわけないしっ!

と、いうわけで着きましたよ〜。



わっくわくー、わっくわくー!
まずは、シェイクスピアグッズを売るコンセッション(お店)を冷やかしに、、、。
あら?でっかくクウィーンエリザベスがプリントされたTシャツなんて、ちょっと萌えるわ、、、。American Apparelのだし。

と、お店を見始めた途端”あと2分で開演です!”と言うので、あわててテントの中へ。

舞台はこんな感じ



ちょっとこの写真では見えないのですが、席からはスタンレーパークの森や、イングリッシュベイ、ノースショアの山が見えて、すてき〜。

席はほとんど満席。

さてさて、お話、始まり始まり〜、、、、

本で読んだ通り、アントニオとバサーニオが出てきた〜。
と思ったのもつかの間。

ガーン

なにいっでるがわがんねええ!


ハイ!ブリティッシュアクセントだけならまだしも、古典英語じゃ




”あいきゃんとあんだーすたんど”



よ?

ああ、、日本語で話を読んでてよかった〜!し、現代語訳でも数ページ読んでてよかった〜!



じゃないと、あの席に2時間半、ぽっか〜んと座り続けることになったもんね?!

それで、、、まあ、最近では使うことがなくなった、昔、英語があまりわからん&しゃべれん時の得意技を、昨日久々に披露してきました。


そ・れ・は



じゃじゃんっ。


皆が笑ったら、一緒に笑っとけ?



っちゅうやつ。シクシクシクシク ←泣いている。
久しぶりに使ったわ、、、この秘技。


まあ、段々耳が慣れてきてわかったのは、古典英語も使いつつ、シェイクスピアが書いたのに確実に忠実にお芝居をしているのではなく、少々おもしろおかしく演出している部分もあって、結構笑うところがあったわけですわ。


あ〜ああ〜、休憩が待ち遠しい。

時計、チラ見すること、数回。
やっとやっと休憩になったので、またいそいそとコンセッションへ。


シェイクスピア君よ、、、君の書いた物は私にはまだよーわからんっ。


そして、休憩が終ったら、裁判の場面からはじまるのだけど、念じてましたね、、、、


”裁判が終わったら、この話はおわり、、、裁判が終わったら、この話はおわり、、、”


訳すると


早よ終われっ!

あたしをおうちにかえしてっ。

休憩後、裁判の場面からスタート


と、いうことで、ようやく裁判も終わり、話はとんとんとーんと進み、ああ、めでたしめでたし、、で、私のシェイクスピアデビューは終わりました。



はあ〜!
まだまだシェイクスピアへの道は長いわ。

まあ、10年後くらいに”シェイクスピア同好会”の会長になれるくらいになれるといいわね、、、。



A&Wのコマーシャルに出ている俳優さんも出てました。


俳優たち。


さてさて、、、こうやってテントの中でのお芝居で、しかも、昨日は朝から雨、、夕方から晴れたけど、始まる時点での気温は14度くらい。

噂でも”お芝居始まって日が暮れると、メチャクチャ寒い”と聞いていたので、ブランケット持参で行って正解。
これから行かれる方、ブランケット持参、おすすめします。
それから、”シェイクスピアはよく知らないけど行ってみるわ〜”の方は予習必須です。


じゃないと、、、、、、





寝るよ!


それでは、、、
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めるし〜!

ワイナリー。

BC州でワイナリーと言えば、オカナガン!ですが、バンクーバーから車で1時間も走ると、”南フランスのような気候と地形”と言われる、Langleyにはワイナリーが点在しています。

それでね、行ってきましたよ!

で・も

まずは、Fort Langleyへ!

ここは、BC州発祥の地で、現在のバンクーバーのような役割を果たしていた町。1800年代初頭、ハドソンベイカンパニーによる、毛皮やサーモンの交易の場として活躍し、1850年代、ゴールドラッシュ時に大ブレイク!その後、歴史上重要な町としてカナダ国家史跡に指定。町並みも古いまま保存されていて、とてもかわいらしい!


ここは、10月になるとクランベリーフェスティバルがあります。
なかなか楽しいイベントです。

Cranberries Naturallyというお店では、、、



クランベリーを使ったドレッシングやクランベリーハラペーニョジェリーなんかも売られていて、、、 



早速財布のヒモがゆるみましたとさ、、。(昔話風)

はい。このFort Langley、、、お買い物好きさんには、なかなかの危険地帯。札束のご用意を!

アンティークショップや、地元アーティストのショップや、アロマオイルのお店、キャンドルのお店、、、いやあ、、、それはそれは、危険地帯。


さすがに、あじさいがどんなにキレイでも、これは素通りできましたけど、、おほほほ。

それで、クランベリーハラペーニョジェリーは何に使うのですか?
ですね。トルティーヤチップスをディップして食べても良し。お肉料理の上にかけて食べても良し。見た目はクランベリーのジャム、、みたいなんだけど、ピリリと辛くておいしゅうございます(岸朝子風)。


 Cranberries Naturallyの前の壁画。


窓を彩るプラントもかわいいらしい!

お店が建ち並ぶ道に、これまたかわいいお家が。


 垣根が昔の洗濯板や、なんだかよくわからない物で出来ている。

その中にミシンもいくつかありましたぞい。


ランチはWendel's Bookstore & Cafe で!
その名の通り、本屋さんとカフェが合体。パティオには、犬連れのお客さんで大にぎわい。

私は、シーフードのパスタにしました。
うんまい!上に載ってるフォカッチャもおいしかったです。

さて、、あまりのかわいいお店萌え〜に、ワイナリーに行きつくのか?!って感じですが、いよいよワイナリーへ向けて。


まず、最初のワイナリーは、オーガニックワインを作っているLotusland Vineyards



ぶどう畑の規模はそこまで大きくはないけど、夏の終わり頃にくると、この葉っぱがもっと茂って、壮観なんだろうなあ、、、と想像する。

試飲は3回まで無料。このワイナリーは、なんだかスナックも充実してて、お寿司までおいてありました。

それから、次!
Domaine de Chaberton 
ここはこの辺りでは一番古く、一番大きなワイナリー。

このワインショップの隣には、ビストロがあります。
要予約のビストロ、、、。いつか行ってみたい!


ワインショップ内はこんな感じ、、、


カヌーという名のワインがあるから、、か、カヌーが。

こちらでも、試飲3回までは無料!

あ、、、私、、恥ずかしがらずに言うと、30台の半ばではありますが、最初のワイナリーでもここでも、写真付きのIDの提示を求められましてよ?
いつになったら、年相応なおとなに見られるのでしょうか? 
そして、どうやったら、おとなに見えるのでしょうか?
誰か教えてっ!


そして、IDを見る人見る人、

”え?197○年?おーまいがっ!”

いえいえ、、若く見えることは良いことだと思うわ。
だけどね、そうじゃなくこれだけIDを見せろ!って言われると、若く見えるってことより、ほんとうに本当は、自分が幼稚に見えているのでは?とちょっと不安になりますわよ。

まあ、どんどん長くなっていっているので、シャキッと次へ。

まあ、諸事情により、再びFort Langleyへ戻って、フルーツワインを作っているThe Fort Wine. COへ。


クランベリーフェスティバルの時は、Fort Langleyから無料のシャトルバスが出て、このワイナリーとワイナリーの裏に広がるクランベリー畑で、収穫の様子が見られます。



ここでも!試飲は3回まで無料!


さてさて、、、
お買い上げしたワイン達。



試飲のワインに飲まれることなく、財布のヒモをしっかりと握り、2本だけ買いました。

右のLotuslandのワインBlushingは、なんだか忘れちゃったけど、白ワインに、ピノ・ノワール(赤ワインのブドウ)を混ぜたもので、ちょっと珍しいかも。


はあ、、、楽しかった。


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めるしー!

2011年6月21日火曜日

カヌー。


今年も、カヌーの季節がやって来ました。
我が家はコンドに住んでいるので、カヌーを置く場所がな〜い!と、いうことで、マリーナに預けています。

アカよ、元気だったか?
(アカよ、、って牛じゃあるまいし)
(我が家のカヌーは、お察しの通り、一番したの赤いのです)


そして、行ってきたのはここ!

大きな地図で見る

ベルカラというところから、Twin Islandsまで。
ここはフィヨルドになっていて、この奥の奥のおく〜へ行くと、インディアーム州立公園になっており、滝が見えます。

バンクーバーのコールハーバーから、ランチオンクルーズが出ていて、その滝のところまでいって戻って来るコースになっているようです。一度やってみたい!

え?カヌーで行けば?って?
カヌーで行くには遠過ぎるかな。




出発、いや、出航でーす。

と、漕ぎ始めて岸から20メートルは離れたころでしょうか?

ふと、岸を見ると、おいっ!バッテリーがぽっつーんっと置きざられてまっせ!

はい、、、我が家のカヌー、エレクトリックモーター搭載なんですの。おおほほほほ。


漕いで戻って取る!再度、出航!!!!

この日はお天気がよかったので、沢山ボートが出ていたよ。
丸い浮きが見えますでしょうか?これは、クラブトラップ=カニ用のアミを仕掛けているのですわ。
我が夫ふとしもフィッシングライセンスを持っているので、1日に四杯まで取って良し!近々、蟹漁デビュー。



ボートを停泊させて、のんびりとお陽様に当たっている人、BBQをする人、(ボートに載っているBBQグリルはBBQと言わず、CBQって名前で売られています。Sea=海とかけているんだね)、ギャンギャン走っていく人、、、いろいろ。


このギャンギャン走る太陽族のような人(あなた、、、昭和何年生まれ?って感じ)たちが怖いので、我ら、ちびっ子カヌー漕ぎは、なるべくなるべく岸や崖に近い方を漕いでいきました。


こんなところに家が持てたらいいなあ〜。
と、言うことで、家特集。


窓の数が部屋数を語る、、、。



パティオが広くていいな〜!



お仕事は何をされてますか?と聞きたい。

そして、こんなところに住んだら家からボートまでのドックも作らなきゃだしね。



 ビバ、金持ち

えんやーとっと、えんやーとっと、と漕ぐこと1時間(エレクトリックモーターも大活躍しての1時間。)、Twin Islandsに到着!



 ここもボート、カヤック、カヌーのひとで大忙し!

 上陸用ドックは大にぎわいだったので、私たちは、ちびっこい砂浜をみつけてそこから上陸。

ここにはキャンプ場があって、実はその下見をかねて私たちは行ってみたのだけど、この方達、カヌーでキャンプに来たそうです。
楽しそう!



この貝、Mussel(カラスガイ、ムール貝)の貝の内側は、薄いきれいな紫。


 貝の砕けたので砂がおおわれていて、 ビーチ全体を見渡すとほんのり薄紫できれい!

楽しい1日でした。


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めるしー!

2011年6月19日日曜日

寛容と許し。

カナックスが負けた日に、めちゃくちゃになったバンクーバー。

でもね、すぐに立ち上がって前を向いて歩き出すのもバンクーバーの人たちだなあ、、って。

翌日にはお掃除のボランティアが。

そして、大打撃を被ったThe Bayは昨日、post-riotのお片づけ”ありがとう!”とパンケーキブレックファストをしたそうです。


(写真はVancouver Sun誌より拝借)

この焦げちゃった方も、、、、



このとおり


”もっと日焼け止め、塗っときゃ良かった!”と後悔!


う〜ん、、、寛容と許し、、ですね。
こういうのを見ると、ああ、やっぱりバンクーバー好きだな〜と思う。

The Bayのこのgenerousを”ビジネス上の策略”と思う人もいるとは思います。逆境を逆手に、、とか偽善とかって。

でも、どっちでもいいです。


そう分析するのも、寛容で許しだ、、と思うのも、心のあり方の投影だと思うから、、、。


The Bayのパンケーキを食べてみたかった人も、そうじゃない人も、日焼け止めをしっかり塗る人も塗らない人も、カチッとくりっくしるぶぷれ!

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メルシ〜!