2011年2月24日木曜日

ジェントルマンとは!カナダ人の正義?!

今日、ちょっと用事があってダウンタウンに出かけて行っていた時の事です。

バスに乗って、2つくらい先のバス停に着いた時、足下がおぼつかないおばあちゃんが降りるために、ウォーカー(歩行器?)を押しながら、バスの前方のドアへ進んでいきました。

で、バンクーバーのバスは、ピピピピピ!という電子音と共に、プシューっと空気が抜けるような音がして、バス前方のドア付近が下がり、地面に近くなって段差を小さくしてくれるのです。(プラス、車いすの方が乗降するために、バッタン!と板が出てきてスロープを作ってくれたりもするのです!)

と、そのバス停には

”バスが来たら一番に乗るぜ!”

って乗る気満々の男性がいました。

でも、とにかく、このおばあちゃんが先。
おばあちゃんが降りようとすると、ウォーカーの車輪がひっかかったのか、バス停で待っていた女性が外からウォーカーをひっぱってあげて、それからおばあちゃんの手を取って、おばあちゃんを降ろしてくれました。

と、おばあちゃんが降りた途端、その”乗る気満々”の男性がバスに乗ってくると、運転手さんが、それはそれはデカイ声で


You are RUDE! あんた無礼だね!


と、叫びましてねえ。
あたくしの小さな心臓はドキドキでしたよ。こわひいいい。でも運転手さん正しいいいい!!!

と、言われたその男性は

What?

と言い返しましたよ。
ひええええええ、ケンカになったらどうしよう!!

と、運転手さん

”ジェントルマンなら女性を助けるのが普通だろうが!”

と。

と、その男性

”ボクは並んでいたんだ!”

は?それ、、、答えになってませんけど。

と、思ったら、運転手さん


”関係ないね!”


と一喝。

アハハハハ!まさにその通り。全然関係ないや!
その男性にとっては並んでいる事=行儀がいい=ジェントルマン(?)だったのかしら?
あらま。そりゃこのシチュエーションでは、はずれやわ。



バンクーバーのバスの運転手さん。
この前みたいにぼけーっとして、バス停に止まらずに行っちゃった人もいたけど、こうやって“清く正しく物申す”人をよく見る。

別のときは、信号で止まった時、隣に止まっている車の人が携帯電話で話をしていたのです。と、運転手さん(この時は女性でしたが)、窓を開けて


”あなた!運転中に携帯電話で話をするのは違法でしょうが!危ないからやめなさい!”

と一喝。

 
すごいなあ。


また別のときは、バス停で止まった後、レーンに出て行く時にうしろの車がバスを入れたくなかったのか、すごいクラクションをならしながら、ものすごい勢いでバスを追い抜いていってしまった。

でもね、カルマよカルマ。

信号で隣同士に止まったのです。

と、運転手さん(この時も女性)、窓を開けて


”バスのうしろにyield(譲ってください)って書いているでしょうが!!!”


と一喝。

す、、、すげええええ!!!



と、いつも正しく怖いので、運転手さんには

”ハロ〜!”

“Thank you!"

と必ず言うようにしている。
(普通か!?)

今日の一枚
いつでもどこでも何歳でも、マナーは大事。


よろしくお願いしまーす
さんきゅーべりまっち。
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