バスに乗って、2つくらい先のバス停に着いた時、足下がおぼつかないおばあちゃんが降りるために、ウォーカー(歩行器?)を押しながら、バスの前方のドアへ進んでいきました。
で、バンクーバーのバスは、ピピピピピ!という電子音と共に、プシューっと空気が抜けるような音がして、バス前方のドア付近が下がり、地面に近くなって段差を小さくしてくれるのです。(プラス、車いすの方が乗降するために、バッタン!と板が出てきてスロープを作ってくれたりもするのです!)
と、そのバス停には
”バスが来たら一番に乗るぜ!”
って乗る気満々の男性がいました。
でも、とにかく、このおばあちゃんが先。
おばあちゃんが降りようとすると、ウォーカーの車輪がひっかかったのか、バス停で待っていた女性が外からウォーカーをひっぱってあげて、それからおばあちゃんの手を取って、おばあちゃんを降ろしてくれました。
と、おばあちゃんが降りた途端、その”乗る気満々”の男性がバスに乗ってくると、運転手さんが、それはそれはデカイ声で
You are RUDE! あんた無礼だね!
と、叫びましてねえ。
あたくしの小さな心臓はドキドキでしたよ。こわひいいい。でも運転手さん正しいいいい!!!
と、言われたその男性は
What?
と言い返しましたよ。
ひええええええ、ケンカになったらどうしよう!!
と、運転手さん
”ジェントルマンなら女性を助けるのが普通だろうが!”
と。
と、その男性
”ボクは並んでいたんだ!”
は?それ、、、答えになってませんけど。
と、思ったら、運転手さん
と一喝。
アハハハハ!まさにその通り。全然関係ないや!
その男性にとっては並んでいる事=行儀がいい=ジェントルマン(?)だったのかしら?
あらま。そりゃこのシチュエーションでは、はずれやわ。
バンクーバーのバスの運転手さん。
この前みたいにぼけーっとして、バス停に止まらずに行っちゃった人もいたけど、こうやって“清く正しく物申す”人をよく見る。
別のときは、信号で止まった時、隣に止まっている車の人が携帯電話で話をしていたのです。と、運転手さん(この時は女性でしたが)、窓を開けて
”あなた!運転中に携帯電話で話をするのは違法でしょうが!危ないからやめなさい!”
と一喝。
すごいなあ。
また別のときは、バス停で止まった後、レーンに出て行く時にうしろの車がバスを入れたくなかったのか、すごいクラクションをならしながら、ものすごい勢いでバスを追い抜いていってしまった。
でもね、カルマよカルマ。
信号で隣同士に止まったのです。
と、運転手さん(この時も女性)、窓を開けて
”バスのうしろにyield(譲ってください)って書いているでしょうが!!!”
と一喝。
す、、、すげええええ!!!
と、いつも正しく怖いので、運転手さんには
”ハロ〜!”
と
“Thank you!"
と必ず言うようにしている。
(普通か!?)
今日の一枚
いつでもどこでも何歳でも、マナーは大事。
よろしくお願いしまーす
さんきゅーべりまっち。
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