忙しくて、疲れて、ちょっとムカついて、とうとうぶつかったし！で、終了！

なんのことでしょうか？

って感じですね。

いやいや、そんなにムカついてはいませんけど、なんかいつもとは様子の違うスキーでした。

というのも、あり得ないほど天気のいいバンクーバー（およびその近辺）！

ピッカピカの青空。
スキーヤー、ボーダーにとって、こういう日は、"Blue Bird"というのですが、そのお陰で、昨晩のサイプレスマウンテンは




”夜市の人出？”



ってくらい、人が多かったのですよ！
夜であれだけだったから、日中はどうだったんだろう！？


さて。
先週から、新しいコースにデビューした私。
そこへ行く、チェアリフトから見える、バンクーバーからリッチモンドの灯りもきれいだし、ちょっと日が長くなって、サンセットでオレンジ色に燃えて、グラデーションで黄色や紫、濃い青になっていく空も、すごくキレイ！（写真を撮る余裕はありませんでした。残念。今度ね、今度！）

ボケてるけど、先週の写真。
こんなにもっさもさに、雪が木に積もっていたのに、全部なくなって、普通に緑の木に戻っていた。


で、そこが、結構お気に入りで、昨晩も1ラン目からそこにいたのです。
まあ、多い多い！超渋滞。
しかも、まあ、そこそこに滑れる人が来るべきコースだと思うのに、まだまだもうちょっと練習してから来た方がいいんじゃない？って人も多くて、いや〜！参った！！！

あまり人が多くなければ、”まあ、いいか！ココで滑ってみたいよね？”と思えるけど、人が多い中、ターンを大きく右へ、、、左へ、、、と滑られると抜くタイミングを計りながら、、、で、ぶつからないように気をつけるだけで、超疲れる。（たぶん、本人は、もっと疲れると思う。）

雪もicyなところもあれば、春スキーのようにフワフワで柔らかいところもあって、その柔らかいところで足を取られて、転んでしまったのです。

それは、３ラン目だったかなあ？？

ああ、転んだ〜。今日はいつもみたいにのんびりできないなあ、早く立ち上がらなきゃなあ〜！

と、思っていたら、ボーダーがスレスレに来た。
ああ、ほらねえ、、、、あぶない、あぶない。
よく避けてくれたな！と思った、次の瞬間、別のボーダーが大きな声でF−word（悪い言葉）を炸裂させて来た！と同時に、もうぶつかっていた。

でもね、そのボーダーもうまく転んでくれて、お互いにキックしあいの、板と板がぶつかっただけで済んだ。
お互いにケガもなく。私は痛いところはひとつもなく。彼はどうだか知らないけど、、、。
二人で、”うわ〜！！！！だいじょうぶだいじょうぶだいじょうぶ？？”
と、確認して、彼は行ってしまった。


け・ど、、、私はブーツから板が外れて、そんな斜面で板をつける、、って、今起こった衝撃と、焦る気持ちで動揺している私には至難の業。
ああ、早くしないとまたぶつかる〜！と焦っていたら、

かっこいい〜〜〜〜〜

（顔はよく見てないのでどうかわからないけど、やってくれたことはカッコ良かった）
ボーダーがやって来て、斜め前でキッと停まり、こちらに登って来てくれて”だいじょうぶ〜！？”とバインディングを直してくれて、私がブーツに板をはめるまで、手伝ってくれた。

おおおおお、なんていい人よ〜！！！（涙）

ああ、やれやれ。疲れたなあ、、ホントに。

しかし、昨日はスピード違反も多数いたようですな。
私の夫がやっているのは、このボランティア。
スピード違反の取り締まりや、ケガ人をみつけたら、無線でスキーパトロールを呼んだりする。

スピードを出し過ぎている人には注意して、それでも止めなかったら追っかけて止めて、リフトチケットに"W"を付けるのです。
"W"2個で、山から退場！

昨日は、ボランティアの人たちの"slow down! slow down!!"の声も聞いたし、その注意を聞かず、すっっっっっごいスピードで滑って行った人たちを、これまた”えええ！！！こんなスピードがでるの？？”ってくらい早いスピードで追っかけて行くボランティアにも会ったし、、、。

まあ、うれしいんだね、、、みんな。天気もいいし、、でさ。

でも、思いっきり滑りたかったら、ブラックダイアモンド（上級者コース）に行きな！そして、ターンが大きな初心者ちゃん。人が多い時は、バニーヒルでもうちょっと練習してから、おいで？
ホント、危ないのよ？あなたにとっても、わたしにとっても。

そんなわけで、なんか調子も上がらず、体が、、というより、精神的にどっぷり疲れて、私は９時で終了。やれやれ。

でも、こういう日こそ、鍛えられるなあ、、と思う。
そして、あのフワフワスノーに負けない、足をつくらなきゃなあ、、。
目指せ！中野浩一の太もも！！
（中野浩一って知ってる？？元競輪選手よ？←古い！！）

 おわり。